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年内にVOCALOID3エンジンがリリースされます。
エンジンとは何ぞや?
と思う方も多いでしょう。
ボカロボカロと略していますが、
VOCALOIDという単語自体は初音ミクや鏡音リン、レンのことではなく
YAMAHAが開発した合成音声を行うためのエンジンのことです。
エンジンというと良くわかりませんね。
つまりYAMAHAが開発した技術そのものと考えて頂ければ間違いないです。
ですが、それ単体では何の音も出ません。
音声を合成して発生させる仕組みだけだからです。
それに必要なのが音声ライブラリです。
声優さんや歌手の方が合成する再に必要な音を発声したものを
録音し編集した音の素材。
それが初音ミクを代表するクリプトン等で発売されている製品です。
初音ミクというのは、つまり
・KEIさんの描いたキャラクターイラスト
・藤田咲さんの発声した音声を記号化し、最適化したライブラリ
・YAMAHAからライセンスを取得したVOCALOID2エンジン
をパッケージングしたもの、ということになります。
それまでにもMEIKOやKAITOというVOCALOID1エンジンの
製品も発売されていましたが、それ程認知されていませんでした。
同じように海外でもミリアム、レオン、プリマ(もっといます)等の
外国語のライブラリも発売されています。
それもYAMAHAのVOCALOIDエンジンで音声合成を行うライブラリです。
何がいいたいかと言うと、
・VOCALOIDという単語自体はYAMAHAの商品であること。
・海外で既にVOCALOIDライブラリーは販売されているんだよ。
ということです。
何でこんな話題になったかというと、
最初に戻りますが、年内に発売になるVOCALOID3エンジン向けに、
韓国発ボーカロイドが発売される、ということで
ネット上で話題になっているからです。
しかもかなり誤解された形で。
別にパクリでもなんでもないですし、海賊版でもありません。
クリプトンも関係ありません。
YAMAHAと正式に提携さえすれば正規のVOCALOIDライブラリーなわけです。
日本の文化がどうの、とか。パクリ、とか。のっとり、とか。
まったくそんなことはないのです。
その辺を誤解しないであげてください。
今までライブラリ+VOCALOID2エンジンでひとつの製品として
パッケージ販売されてきましたが、
VOCALOID3からエンジンを単体で発売することになりました。
もちろんパッケージ販売のものも販売されると思いますが
(何しろエンジンないとただの重い音声ファイルですから)
基本音声データとエンジンが別売りになります。
VOCALOID2エンジンで合成されてきた音声は、
そのままVOCALOID3に対応するようです。
ですが、VOCALOID1エンジンだったMEIKO、KAITOは対応していないので
そのままではVOCALOID3エンジンで歌わせることはできないようです。
(KAITOはアペンド版がVOCALOID2エンジン対応でリリースされるようですが)
多分自分はエンジンだけ買うと思います。興味がありますし、
キヨテル先生がいらっしゃるのでね。
滑舌弱いのは多分もとの音源がそうなので、それは改善はないと思いますがね、
私の愛と言う名の根性と気力と努力でなんとかするしかない……。
試行錯誤の繰り返しですね。
(正直自分はUTAUの子を歌わせるより先生を歌わせるほうが難しく感じます。
原音いじらせろや!とか言い出したらもう末期です)
UTAUは元からエンジンとライブラリが別やったんで違和感無いですし、
多分VOCALOIDとボカロ、の区別とか認識がしやすいんやと思いますが。
それにしても拡散希望でまわってきた記事には驚きました。
いやはや。
誤解って怖いですね。この文章も誤解がないといいですが。
文章って難しいです。
でもね。この子、天音ルナさんに激似だと思うのは
わたしだけじゃないと思うんだー。うん。