濃いなあ

『残心』絶賛改稿中です。
『ラブラリ（もしくはユズラリ）』が終わったことで良い感じに集中できています。
集中しすぎてなんていうか、うん。

濃いです。色々。

自分で書いては読みながら、うん濃いなあと思ってます。
１０話なんですけど、ボリューム的には『飛雲』と変わらないかも。
Spruce Gooseっぽいなあと苦笑いしながら書いています。
ＢＧＭを変えて、気分が変わっています。
テンションを変えたくないので同じ曲をもうかれこれ
７時間はきいているかもしれません。
ぼからんも新しい投稿の曲も、ネオロマの曲すらも聞かないでやってます。
テンションが変わってしまうので……。
好きな曲なんで、何時間でも聞いていられるんですがー。
（こうやって溜まったフラストレーションがユズに向く……）
外に出て仕事を始めたからこそ、こういうのが今は大事な気がします。
音楽には本当に影響されるのでー。

気晴らしにこうブログを書いているのは、
せめてこっちだけでも顔を出そうという努力かも。（苦笑）
『残心』は方向性とラストは一緒なんですけど、
ちょっと書き方を変えてみたくて試行錯誤しています。
一気に読んで欲しいので１０話は一気にＵＰする予定です。
どうしてこうなった！？な話は続きに。

『残心』改稿の理由はいくつかあって。

・『みせばや』を読み返したこと
・『花塵』を書き終えたこと

まあ大きな理由はこの二つです。
『みせばや』について感想を頂き、読み返してみたんです。
『みせばや』は譲の心に焦点を当てた話でした。
うまくかけているかはおいておいて、
Spruce Gooseの創作の中では、うまくまとまっているほうだと思います。
（後日談も含め）
あのまま書き続ければ『残心』も同じような感じになったでしょう。

『花塵』では恋愛未満の、忍人×千尋を書きました。
恋愛未満であった二人を書いた後だからこそ、
どっぷり恋の泥沼にはまって動けなくなっている譲を書くにあたって
同じテンションであってはおかしいと感じました。

譲×望美だからといって『みせばや』と同じようにしてしまっていいのか。
『花塵』と同じ時期に書き始めたからと言って
同じようなテンションの話を書いて良いのか。
わたしは否だと思いました。
連載中で、読んでくださっている方もいるのに、
まったく別のものにしてしまうのはどうか、とは思いましたが
それはひとえにわたしの力不足です。
更新が滞ったことにあわてて、未消化のものを出してしまったわたしへの
自戒を込めて、『残心』は下げることにしました。
以後、こういうことがないように気を引き締めてまいります。

どれだけの人が『残心』を待ってくださっているのかわかりませんが。
自分なりの精一杯を込めて書いています。
読んでくださるとうれしいです。

ただ、濃いです。（苦笑）
がっつり譲と望美の恋愛、を書くつもりで真正面で向き合った結果そうなりました。
『花塵』と違う方向性を追求した結果ともいえます。
書いてよかったと思える作品になるように頑張ります。